技術メモ

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3Dプリンタでマスクを作る「PITATT 3D print mask」を試してみた

普段はAirinum Urban Air Maskを利用しているのですが、正直フィルターが枯渇しそうです。
6月ぐらいに在庫復活する、と公式サイトに記載がありますがあやしいところ。
そこで、3Dプリンタで出力可能なマスク「PITATT 3D print mask」が公開されているという事で、これを試してみることに。

公式ウェブサイトからSTLファイル(インナーとアウターの2つのデータ)をダウンロードしてきて、スライサーで処理して出力するだけ!簡単!
と思っていましたが、アウターの出力がどうしてもサポート無しだと最後の方の積層で失敗するのでサポートありで出力しました。
(フィラメントは三菱ケミカルメディア Verbatimの白PLAを利用しました。今は白はないみたいです。)

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実際に出力したマスク

このマスクは2個の部品に分かれており、インナーを外すことでフィルターを交換することができます。

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フィルターはティッシュやガーゼを使って下さいとのこと。
この辺ならまだ手に入るのでありがたいです。

想像してたよりきっちり密着します。
相当試行錯誤したんではないでしょうか?頭が下がります。

医療従事者や専門職の方には不適だと思いますが、それ以外の方の応急対応としてはありだと思います。
コレを機に3Dプリンタを購入してみたいな~なんて思う人は、少なくとも150mm x 100mm x 100mm の造形エリアが確保できる3Dプリンタを購入する事をオススメします。
(最近は造形エリア広いのでだいたい大丈夫だと思いますが)