どうも、deus(靖宗)です。
メンタリストDaiGoさんの放送やパレオな男こと鈴木さんのブログをよんでいる人なんかはエクサー社のステッパーを利用している人が多いと思います。
(あとはオリンピック選手?)
ただ、たまに音が鳴るのが気になったので原因調査と対処をしてみました。
対処方法
対処法だけで良いよ!って人が大半だと思いますので先に対処法から書いておきます。
対処1だけであれば別にばらさなくてもいいので、1からやってそれでも直らなければ2もやってみるのをお薦めします。
(ただし、これらをやったからといって確実に直るとは限りませんが)
対処1: シリンダー
必要な物
シリンダーの露出部分の油を拭き取る
本当はパーツクリーナーなどで洗浄の後にグリスを塗布するのが鉄則ではありますが、明らかに分解できないので仕方なく気持ちペーパーで露出部分を拭き取ります。
キッチンペーパーやキムタオルの様な物がベストだと思いますが、ティッシュとかでも別に良いと思います。
たぶん拭かなくてもうまくいきますが、後々のトラブルを避けるために念のため拭き取っておきましょう。
シリンダーの露出部分にグリスを塗布する
シリンダーの露出部分にグリスを塗ります。
全面に広がるように指などで塗り広げて下さい。
運の良い方はコレで異音が直ると思います。
対処2: 接触部分(ボルト周辺、金属同士)
必要な物
- 工具(ペンチ or ウォーターポンププライヤー or スパナ)
- パーツクリーナー
- パーツクリーナーの液を拭き取るペーパー(キッチンペーパー、キムタオルなど、ティッシュでも可?)、なんでもいいです。
- グリス
パーツクリーナーで綺麗にする
内側のボルトの頭をペンチかウォーターポンププライヤー的な何かで押さえながら、外側のナイロンナットをスパナか何かで(こちらもペンチとかで良いけどできればきちんとした工具を使おう)外します。
たぶん多少緩めればあとは手で行ける筈。
部品を外したら、ボルトが刺さっていた箇所とその辺の部品をパーツクリーナーで洗浄します。
場合によってはシリンダーと接触してる箇所
も同様に洗浄しておくといいかも。
あと、可能ならステッパー側の穴もパーツクリーナーや綿棒で洗浄しておく。
グリスアップする
洗浄したら接触部分にグリスを塗布していきます。いわゆる「グリス」と呼ばれる物だったら何でも良いと思います。
付ける箇所は接触部分全般。
だいたいこんなもんで良いと思います。
もしシリンダーとの接触部分も洗浄していればそこもグリスアップするといいかも?
補足:シリコンスプレーじゃだめなの?
結論から言えばダメです。
このステッパーのボルトの箇所に入っている樹脂ワッシャーの部分はシリコンスプレーでもいいんですが、基本的に金属と金属の潤滑にシリコンスプレーは不向きです。
特に、力のかかる場所ではシリコンワックスは逆に抵抗感になる恐れがあります。今回で言うボルトに塗布した箇所や穴の内側などはシリコンスプレーは逆効果でしょう。
原因調査
そもそも今までどう対処してたか
買った当初から若干気になっており、今まではボルトの両サイドにシリコンスプレー(潤滑剤)を吹いて済ましていました。
上でダメって言っておきながらですが、ばらすのがめんどかったので・・・
(樹脂ワッシャー部分のこすれだと思っていたというのもありますが)
ただ、今回これでは改善しない謎のコツコツ感?みたいなのを感じたのでいっそのことボルト周りを綺麗にして確かめてみます。
今回は右側のみ異音を感じたので右側のみ対処しました。
パーツクリーナーで綺麗にする
内側のボルトの頭をペンチかウォーターポンププライヤー的な何かで押さえながら、外側のナイロンナットをスパナか何かで(こちらもペンチとかで良いけどできればきちんとした工具を使おう)外します。
たぶん多少緩めればあとは手で行ける筈。
部品を外したら、ボルトが刺さっていた箇所とその辺の部品をパーツクリーナーで洗浄します。
場合によってはシリンダーと接触してる箇所
も同様に洗浄しておくといいかも。
あと、可能ならステッパー側の穴もパーツクリーナーや綿棒で洗浄しておく。
現段階で音は鳴るか
潤滑油とか付けてないんで結構なる筈なんですが、意外と大きな音はなりませんでした。
グリスアップする
洗浄したら接触部分にグリスを塗布していきます。いわゆる「グリス」と呼ばれる物だったら何でも良いと思います。
付ける箇所は接触部分全般。
だいたいこんなもんで良いと思います。
もしシリンダーとの接触部分も洗浄していればそこもグリスアップするといいかも?
でもまだ音が鳴る!
組み付けてみましたがまだ音が鳴る・・・
原理的に接触部分にはグリスで潤滑してるはずなのでそれ以外、という事はシリンダーか!
左右反転してみる
シリンダーは前後逆(180度回転)しても取り付けられるので、左右のシリンダーが逆になるようにセットしてみました。
すると案の定、今度は左のみ音がなる(一瞬の抵抗感?がある)ようになりました。
詰まり犯人はシリンダー・・・
シリンダーの露出部分にグリスを塗布する
本当はパーツクリーナーなどで洗浄の後に塗布するのが鉄則ではありますが、明らかに分解できないので仕方なく気持ちペーパーで露出部分を拭き取って、グリスを塗布しました。
すると、とうとう音が消えた!!!
なんだったのか
よく考えてみると、自分はステッパーを使っていないときは左だけ押し込んで右がマックス露出してる状態で置いてることが多いです。
なので、露出してる側のグリスが劣化して異音が鳴るようになったのでしょう。